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2026.10.05
【瓦棒屋根で雨漏り調査】一番怪しい場所が原因とは限らない?水下から散水した結果

目視では「雨押え板金」が一番怪しく見えた
瓦棒屋根全体を確認したところ、まず気になったのが水上側にある雨押え板金まわりでした。
雨押え板金は、屋根と壁などの取り合い部分で雨水の浸入を防ぐために重要な役割を持っています。
そのため、納まりや劣化状態によっては雨漏り原因になることがあります。
今回も現場を目視した段階では、
「まずここを疑う必要がありそうだ」
と考えました。
しかし、これはあくまで調査前の仮説です。
「怪しい場所」と「実際の浸入口」は同じとは限りません
雨漏り調査で注意したいのが、
見た目で劣化している場所=現在発生している雨漏りの浸入口
とは限らないことです。
屋根には、
・板金の取り合い
・瓦棒の継ぎ目
・固定部分
・シーリング部分
・屋根と外壁の接続部分
など、雨水が浸入する可能性を検討すべき場所が複数あります。
さらに、室内で水が出ている場所と実際の浸入口が離れている場合もあります。
そのため、
「ここが一番傷んでいるから、ここだけ直そう」
と判断するのではなく、建物の構造と雨水の流れを考えながら確認することが大切です。
今回は水下の「瓦棒のサネ」から散水
そこで今回の散水調査では、一番怪しいと考えていた水上側の雨押え板金からすぐに散水するのではなく、水下側にある瓦棒のサネから確認しました。
水下から確認する理由の一つは、原因候補を分けやすくするためです。
例えば、最初から水上側へ大量に散水すると、水が屋根を伝って下方向へ流れます。
その状態で室内に雨漏りが再現されたとしても、
「水上側から直接入ったのか?」
それとも、
「流れてきた水が途中の別の部分から入ったのか?」
を判断しにくくなる場合があります。
そのため、建物の形状や雨漏り状況を確認したうえで、低い位置から範囲を分けて確認していく方法が有効なケースがあります。
すると予想していなかった水下側でも反応が
水下側にある瓦棒のサネへ散水して確認すると、室内側で浸水につながる反応が確認できました。
これは非常に重要な結果です。
目視した段階で一番怪しいと感じていたのは、水上側の雨押え板金でした。
もし、
「どう見ても上の板金が怪しいから、そこだけ直しましょう」
と修繕を始めていたら、水下側にある浸入口を確認できないまま工事を進めていた可能性があります。
目視調査は大切。でも「仮説」として使います
もちろん、目視調査が必要ないという意味ではありません。
むしろ、
どこが劣化しているのか
どんな構造になっているのか
水はどちらへ流れるのか
過去に補修された場所はあるのか
などを確認し、原因候補を考えるために目視調査は非常に重要です。
ただし私たちは、
目視=原因確定
ではなく、
目視=原因を絞り込むための仮説
として考えます。
そして必要に応じて散水調査などを行い、その仮説と室内側の反応が一致するか確認していきます。
なぜ「下から上」へ確認することがあるの?
例えば原因候補が、
① 水下側の瓦棒のサネ
② 中間部分
③ 水上側の雨押え板金
にあるとします。
まず①だけに散水して反応を見る。
次に必要に応じて②を確認。
さらに③へ進む。
このように調査範囲を分けることで、
「どの場所へ散水したときに室内側へ変化が出たのか」
を比較しやすくなります。
ただし、すべての建物で機械的に「絶対に下から上」と決めるわけではありません。
屋根形状や外壁の構造、雨漏りが発生する天候などによって、適切な散水方法や順番を検討します。
台風のような風雨では雨の当たり方も変わります
今回のご依頼者様からは、
「台風のような雨になると漏れる」
という重要な情報をいただいていました。
風を伴う雨では、通常の雨とは雨水の当たり方が変わります。
そのため、
・どの方向から風が吹いていたのか
・どの程度の雨だったのか
・長時間降っていたのか
・どこで雨漏りが発生したのか
といった情報も、原因を考えるための手掛かりになります。
散水調査では、こうした聞き取り内容と建物構造を照らし合わせながら調査範囲を決めていきます。
雨漏り原因は1箇所とは限りません
今回、水下側で浸水につながる反応が確認できたからといって、
「それなら水上側は関係ない」
とも限りません。
雨漏りでは複数の浸入口が関係しているケースもあります。
だからこそ、一つ反応が確認できた時点で、
「原因発見!調査終了!」
と決めるのではなく、当初疑っていた場所を含め、必要な範囲を確認していくことが重要です。
「怪しい場所を直す」から「確認してから直す」へ
雨漏り修繕で避けたいのが、
怪しい場所を発見
↓
とりあえず塞ぐ
↓
雨が降る
↓
まだ漏れる
↓
次の怪しい場所を塞ぐ
という補修の繰り返しです。
雨漏りにはさまざまな原因があるため、一度の簡単な補修で改善するケースもあります。
しかし、何度補修しても再発している場合には、修繕を繰り返す前に雨水の浸入経路を改めて調査することも選択肢の一つです。
今回のように、
目視で一番怪しい場所とは別の場所から反応が出る
こともあります。
だからこそ田崎防水では、最初の予想だけに頼らず、現場で確認できる情報を一つずつ積み重ねながら原因を絞り込んでいきます。
筑西市をはじめ、
「台風のときだけ雨漏りする」
「金属屋根から雨漏りしている」
「何度修理しても雨漏りが再発する」
「怪しい場所はあるけれど、本当にそこが原因なのか調べたい」
という方は、お気軽に弊社まで【お電話】ください!
雨漏り調査 北関東エリア3年連続 第1位獲得
おかげさまで有限会社田崎防水は、雨漏り調査の実績において2023年・2024年・2025年の3年連続で北関東エリア1位(AREA GOLD)の表彰をいただきました!
全国の専門業者が集まる「雨もり119」のネットワークと、これまで培ってきた調査技術を活かし、大切な建物の雨漏り原因をしっかりと調査します。
■ よくあるご質問(Q&A)
Q. 屋根の雨漏りは、1箇所の穴や隙間が原因であることが多いですか?
A. 雨漏り原因が1箇所だけの場合もあれば、複数の浸入口が関係している場合もあります。
特に風を伴う雨では、普段とは違う方向や角度から雨水が建物へ当たるため、通常の雨では症状が出ない場所から浸入するケースも考えられます。
ただし、
「台風のときに漏れる=水上と水下の両方から入っている」
と一律に判断することはできません。
今回の現場でも、目視では水上側の雨押え板金を強く疑っていましたが、水下側の瓦棒のサネへ散水した段階でも浸水につながる反応を確認しました。
そのため、最初から原因を1箇所と決めつけず、建物の構造・雨漏り時の天候・目視調査・散水時の反応などを組み合わせて確認することが大切です。
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田崎防水の
会社概要
| 会社名 | 有限会社 田崎防水 |
|---|---|
| 住所 | 茨城県下妻市下妻乙483-1 |
| 電話番号 | 0296-45-7787 |
| 代表者 | 田崎 康夫 |
| 設立年月日 | 2002年 |
| 事業内容 |
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| 建設業許可 |
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