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2026.10.04
【雨漏り調査】あえて調査を中断?壁内が濡れていると再調査が必要になる理由
雨漏り調査は「その日のうちに答えを出すこと」が目的ではありません
雨漏り調査をご依頼いただいた以上、
「今日中に原因を全部見つけてほしい」
と思われるのは当然です。
私たちも、できる限り一度の調査で原因を絞り込みたいと考えています。
しかし、建物の状態によっては、その場で無理に結論を出さない方がよいケースもあります。
今回がまさにそのケースでした。
散水調査で3箇所の反応を確認
今回の調査では、原因として考えられる場所を分けながら順番に散水しました。
その結果、3箇所について室内側への浸水につながる反応を確認することができました。
ここまでなら、
「3箇所見つかったから調査終了」
と考えてしまうかもしれません。
しかし、ほかにも原因候補となる部分が残っていました。
そこでさらに調査を進めようとしたところ、一つ問題が出てきました。
赤外線画像に広範囲の温度差
室内側を赤外線サーモグラフィで確認すると、壁面の広い範囲で周囲とは異なる温度分布が確認できました。
これまでの雨漏りによって壁内の断熱材などが濡れている可能性も考えられる状態です。
ここで重要なのは、
「赤外線画像で青く見えた=そこに水が溜まっている」
と断定しないことです。
赤外線サーモグラフィが測定しているのは、壁内部の水そのものではなく表面温度の違いです。
温度差は、
・水分
・断熱材の状態
・外気温
・日射
・空調
・壁内部の構造
など、さまざまな要因によって発生します。
そのため、赤外線画像は雨漏りを判断するための重要な手掛かりの一つとして使用します。
壁内がすでに濡れていると、追加散水の判定が難しくなることも
今回問題になったのがここです。
散水調査では、
疑わしい場所へ水をかける
↓
室内側に変化が出るか確認する
↓
屋外側の散水箇所と室内側の反応を照合する
ことで、雨水の浸入口を絞り込んでいきます。
しかし、調査開始前から壁内が広範囲に濡れている可能性がある場合、
「今確認している濡れは、今回散水した水によるものなのか?」
それとも、
「以前から壁内に残っていた水分の影響なのか?」
を判断しにくくなる場合があります。
濡れたスポンジをイメージすると分かりやすい
例えば、乾いたスポンジへ一部分だけ水をかければ、
「ここから水が広がった」
という変化を比較的確認しやすいですよね。
しかし、すでに広い範囲が濡れているスポンジへ追加で水をかけても、
「今かけた水がどこまで広がったのか」
を見分けるのは難しくなります。
建物の壁内も単純なスポンジと同じ構造ではありませんが、今回の調査状況をイメージしていただくには分かりやすい例です。
だから「あえて調査を中断」しました
今回、3箇所の浸入反応は確認できています。
しかし、
「ほかに浸入口がない」
と判断できるだけの確認がまだできていません。
その状態で、
「原因は3箇所です。修繕工事を始めましょう」
と進めてしまえば、ほかの原因候補を十分確認できないまま施工することになります。
そこでご依頼者様へ現在の状況をご説明し、壁内の状態が落ち着いたタイミングで再度調査を行うことにしました。
調査を長引かせたいわけではありません
もちろん、調査回数が増えれば弊社側にも時間や手間がかかります。
それでも、
「今日中に答えを出すこと」
より、
「確認できたことと、まだ確認できていないことを分けること」
の方が大切だと考えています。
雨漏り調査は、早く答えを出せば良いというものではありません。
判断できない状態であれば、
「今は判断できません。もう一度確認させてください」
とご説明することも、調査を行う側の大切な役割だと私たちは考えています。
過去のシーリング補修も重要な確認ポイント
今回の建物には、過去の雨漏り修繕によるシーリング施工跡が複数ありました。
シーリング自体は、雨水の浸入を防ぐために使用される重要な材料です。
しかし建物には、内部へ入った水を外へ排出することを考慮した納まりになっている部分もあります。
そのため、
「隙間があるから、とにかく全部塞ぐ」
という考え方ではなく、
どこから水が入るのか
↓
内部をどのように移動するのか
↓
どこから排出される構造なのか
まで確認することが重要です。
また、過去の補修によって現在の水の流れや建物表面の状態が変わっている可能性もあるため、修繕履歴そのものが雨漏り調査の重要な情報になります。
赤外線カメラだけで雨漏り原因は分かりません
赤外線サーモグラフィは、雨漏り調査において非常に便利な機器です。
しかし、
「赤外線カメラを向ければ雨漏り原因が全部見える」
わけではありません。
赤外線で確認できるのは表面温度の分布です。
だからこそ田崎防水では、
ご依頼者様からの聞き取り
+
建物構造の確認
+
過去の修繕履歴
+
目視調査
+
散水調査
+
赤外線サーモグラフィ
などを組み合わせながら、雨水の浸入箇所を絞り込んでいきます。
「分からないまま直さない」ことも大切です
何度修繕しても雨漏りが止まらない建物では、
「怪しいところをまた塞いでみる」
という補修を繰り返してしまうことがあります。
しかし、それで改善しないのであれば、一度立ち止まって現在の状態を調べ直すことも大切です。
今回も3箇所で反応を確認しましたが、それだけで調査完了とはしませんでした。
確認できたことは確認できた。
まだ判断できないことは、もう一度調べる。
その積み重ねが、修繕方法を検討するための重要な材料になります。
水戸市をはじめ、
「何社に頼んでも雨漏りが止まらない」
「シーリング補修を繰り返している」
「赤外線カメラや散水調査で詳しく調べてほしい」
「修理する前に原因をしっかり確認したい」
という方は、お気軽に弊社まで【お電話】ください!
雨漏り調査 北関東エリア3年連続 第1位獲得
おかげさまで有限会社田崎防水は、雨漏り調査の実績において2023年・2024年・2025年の3年連続で北関東エリア1位(AREA GOLD)の表彰をいただきました!
全国の専門業者が集まる「雨もり119」のネットワークと、これまで培ってきた調査技術を活かし、大切な建物の雨漏り原因をしっかりと調査します。
■ よくあるご質問(Q&A)
Q. 赤外線カメラを使えば、すぐに雨漏りの原因が分かりますか?
A. 赤外線カメラだけで雨漏りの入口を特定できるわけではありません。
赤外線サーモグラフィで確認しているのは、壁や天井表面の温度分布です。
雨水などの水分が影響して周囲と異なる温度分布が現れることがあるため、目視では分かりにくい範囲を調査する手掛かりになります。
ただし、温度差は断熱材・日射・空調・外気温などでも発生します。
そのため田崎防水では、
赤外線画像
+
建物構造
+
雨漏り履歴
+
目視確認
+
散水調査による反応
などを照らし合わせながら判断します。
また今回のように、調査前から壁内が広範囲に濡れている可能性がある場合には、追加した散水による変化を判別しにくくなることがあります。
その場合は無理に結論を出さず、状態が落ち着いてから再調査することもあります。
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田崎防水の
会社概要
| 会社名 | 有限会社 田崎防水 |
|---|---|
| 住所 | 茨城県下妻市下妻乙483-1 |
| 電話番号 | 0296-45-7787 |
| 代表者 | 田崎 康夫 |
| 設立年月日 | 2002年 |
| 事業内容 |
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| 建設業許可 |
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