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2026.09.27
【工場雨漏り修繕】シーリングで水が溜まる?雨押え板金の「排水経路」が重要な理由

雨漏りは「隙間を全部塞げばいい」とは限りません
雨漏りすると、
「隙間があるなら、全部シーリングで塞げば止まるのでは?」
と思われるかもしれません。
もちろん、適切な場所へのシーリング施工は雨仕舞において重要です。
しかし建物には、雨水が内部へ入らないようにするだけでなく、入り込んだ水を適切に外へ排出するための納まりが考えられている部分もあります。
そのため、建物の構造や水の流れを確認せずに隙間を塞ぐと、かえって雨水の排出を妨げてしまう場合があります。
今回注目したのは「雨押え板金」と壁の取り合い
雨押え板金は、屋根と壁など異なる部位が接する部分で、雨水が建物内部へ入りにくくするために施工される板金です。
今回の現場では、この壁材と雨押え板金の取り合い部分にシーリング施工の跡がありました。
一方で、縦方向のジョイント部分には隙間が確認できました。
ここで考えなければならないのが、
「もし上部から水が入った場合、その水はどこへ抜けるのか?」
ということです。
下側を塞ぐと「ダム」のように水が溜まることも
今回確認した納まりでは、上部から入り込んだ水が内部を下方向へ移動した際、下端部分に施工されたシーリングによって排水しにくい状態になっていた可能性が考えられました。
イメージとしては、小さなダムのような状態です。
上部から水が入る
↓
内部を下へ移動する
↓
本来抜けるはずの下側が塞がれている
↓
内部に水が滞留する
↓
別の隙間などから室内側へ影響する
という流れです。
雨漏り修繕では、
「水を入れない」
だけでなく、
「入った水をどこへ逃がす構造になっているのか」
まで考えることが重要です。
シーリングそのものが悪いわけではありません
ここは誤解してほしくないポイントです。
今回の記事は、
「シーリングをすると雨漏りが悪化する」
という意味ではありません。
シーリングは、外壁やサッシ、板金などさまざまな場所で使用される重要な防水材料です。
問題になる可能性があるのは、建物の納まりや排水経路を確認せず、本来水が抜ける必要がある部分まで塞いでしまうことです。
どこを塞ぎ、どこから水を排出するのか。
建物全体の雨仕舞を考えて施工する必要があります。
まずは商品への被害を抑えるため応急処置
今回の工場では、雨漏りによって商品が濡れてしまうという問題が発生していました。
そのため、本格的な改修工事を待っている間にも雨漏りが続けば、さらに被害が広がる可能性があります。
そこでまずは、現場の状態を確認したうえで応急処置を実施しました。
応急処置はあくまで、本格的な修繕までの間に被害を抑えるための対応です。
大切なのは、
「とりあえず止まったから終了」
ではなく、今回の雨漏りがなぜ発生しているのかを踏まえて、本格的な修繕方法を考えることです。
本格修繕では「カバー工法」を計画
今回の建物では、現状や雨漏り箇所、今後の維持管理などを考慮し、既存部分の上から新しい金属材を施工するカバー工法を計画しています。
今回は雨押え板金だけを部分的に補修するのではなく、壁や屋根との取り合いも含めて納まりを検討します。
雨漏りでは一部分だけを見るのではなく、
屋根
↓
壁
↓
雨押え板金
↓
取り合い
↓
排水経路
というように、雨がどのように流れる建物なのかを一連で考えることが重要です。
カバー工法とは?
カバー工法とは、既存の屋根材や外装材などを基本的に残し、その上から新しい金属材などを施工する改修方法です。
既存材をすべて撤去する工法と比較して、条件が合えば、
・既存材の撤去範囲を抑えられる
・廃材を減らせる
・建物を使用しながら施工しやすい場合がある
・工期や費用を抑えられる場合がある
といったメリットがあります。
特に稼働中の工場では、通常業務への影響をどの程度抑えられるかも工法を選ぶうえで重要なポイントです。
カバー工法なら何でも解決できるわけではありません
一方で、どんな建物でもカバー工法が適しているわけではありません。
例えば、
・既存下地の状態
・腐食や劣化の程度
・建物の構造
・既存屋根や外壁の種類
・新しい外装材との相性
・雨水の浸入経路
などを確認する必要があります。
既存下地の状態によっては、撤去・交換を含む別の工法を検討した方がよい場合もあります。
つまり、
「工場だからカバー工法」
ではなく、
「この建物の状態なら、なぜカバー工法を選ぶのか」
を説明できることが重要です。
工場の雨漏りは「事業への被害」まで考える
住宅の雨漏りと工場の雨漏りでは、考えなければならないリスクも変わります。
工場や倉庫では、
・商品
・原材料
・製造設備
・電気設備
・保管スペース
などへ雨水が及ぶ可能性があります。
今回のように商品が濡れて出荷できなくなれば、建物の修繕費だけでは済まない問題になることもあります。
だからこそ、工場の雨漏りでは原因を確認しながら、応急処置と本格修繕を分けて考えることも大切です。
つくば市をはじめ、
「工場の商品が雨漏りで濡れてしまう」
「何度シーリングしても雨漏りが再発する」
「屋根や外壁のカバー工法を検討している」
という企業様は、お気軽に弊社まで【お電話】ください!
雨漏り調査 北関東エリア3年連続 第1位獲得
おかげさまで有限会社田崎防水は、雨漏り調査の実績において2023年・2024年・2025年の3年連続で北関東エリア1位(AREA GOLD)の表彰をいただきました!
全国の専門業者が集まる「雨もり119」のネットワークと、これまで培ってきた調査・施工技術を活かし、企業様の大切な建物と資産を守るためのご提案を行います。
■ よくあるご質問(Q&A)
Q. カバー工法は、屋根の葺き替えと何が違うのですか?
A. 大きな違いは、既存の屋根材をどこまで撤去するかです。
一般的に葺き替えでは既存の屋根材を撤去し、下地の状態を確認・補修したうえで新しい屋根を施工します。
一方、カバー工法では、既存屋根を基本的に残し、その上から新しい防水層や屋根材などを施工します。
既存屋根の状態や建物の条件が合えば、撤去する廃材を減らし、工期や費用を抑えられる場合があります。
ただし、既存下地の劣化が大きい場合など、カバー工法が適さないケースもあります。
また、断熱性や遮音性についても、使用する材料や施工仕様によって効果は異なります。
そのため、
「カバー工法と葺き替えのどちらが優れているか」
ではなく、既存屋根・下地・建物用途・雨漏り原因などを確認して、その建物に合った工法を選ぶことが大切です。
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田崎防水の
会社概要
| 会社名 | 有限会社 田崎防水 |
|---|---|
| 住所 | 茨城県下妻市下妻乙483-1 |
| 電話番号 | 0296-45-7787 |
| 代表者 | 田崎 康夫 |
| 設立年月日 | 2002年 |
| 事業内容 |
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| 建設業許可 |
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